子供の頃、おこづかいの100円玉を握りしめて
近所の駄菓子屋によく行っていました。
100円以内に収まるように計算しながら駄菓子を買う。
親から「あーしろ、こーしろ」
と言われることもなく
好きな駄菓子を選ぶ。
駄菓子屋のおばちゃんの
「駄菓子くらい早よ選ばんかい！」
と言わんばかりのプレッシャーを背中に感じながら。
10円のものを10個、ちまちまと買う日もあれば、
100円のものに全財産をぶち込む時もありました。
今思えば、すごく貴重で楽しい体験でした。
私が好きだったのは、
30円くらいの「わらび餅」。
スーパーによく売られている
チープなわらび餅はご存知ないでしょうか。
あれの駄菓子版が当時の駄菓子屋にはあったんです。
これは何回リピートしたかわからないほどで
よく
緑茶とわらび餅で
優雅にティータイムを楽しんでました。
※友人からは「ジイイみたいだ」と不評でしたが
40年近くの時が過ぎて
私は相変わらず
わらび餅をよく購入しています。
そしてなぜか
今もチープなわらび餅が好きです。
でもたまには、
ちょっと高級なわらび餅にも手を出しています。
そんな少し高級なわらび餅を撮影したのでよろしくお願いします。
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